花ごよみ 七月 1 半夏生
1 July 2025 | 2:03 am
ア-カイブ記事 公開 : 2020年7月2日 昨日(7月1日)、近くのス-パ-に買い物に行きましたら、店員さんが 「今日は、7月1日。半夏生でタコを食べる日です。」 と、タコの販促をしていました。 植物の半夏生 は知っていましたが、「暦の 半夏生 とは? なぜタコを食べるのか?」 と、家に 戻り PC で 半夏生 を、検索してみました。 すると、「半夏生 は、中国から伝わった暦 七十二候 の一つ で、農作業を行う上で重要な時候 です。 どんなに農作業が遅れたとしても、この時候までに田植えを終える目安とされている。」と、 解説されていました。 また石川テレビの記事には「半夏生の日 に、福井県では サバの丸焼き を食べ、関西では タコ を食べます。」 と、紹介されていました。 タコを食べる理由として、「植えた稲の苗が、タコの足のようにしっかり根付くように。との願いからと、思われます。」 と、書かれていました。 昨年の今頃に、近所の用水路の脇に 半夏生 が群生しているのを見つけ、一枝いただいて鉢に 差しておきましたら、すっかり根付きました。 PC の検索のあと、庭の鉢に一枝差した半夏生 に目をやりましたら、根付いた 半夏生 は5本もの 茎に増え若緑に茂り、一部の葉の先端を真っ白に化粧し、その傍に地味な花が付いていました。 時候の一つの 半夏生 。 今年は7月1日から5日までだそうですので、昨日食べなかったタコ を、 1日遅れの今日 晩酌の肴として食べようと思っています。 追記 2025年7月1日 今年の 暦の半夏生 は、7月1日だそうです。 我が庭の 半夏生 は、今年も葉先が白くなり、その側に花穂を付けています。 〈 葉の先端を白くした半夏生 〉 〈 白い葉の下に穂状の花 〉
花ごよみ 6月 2 スカシユリ
14 June 2025 | 6:19 am
狭い庭を使い、季節を知らせる花が咲く草木をと心掛け、園芸の真似事をしてきました。 傘寿を超え、やがて何も行えなくなりますが、ブログにアルバムのように記録しておけば、行ってきた細やかな園芸を、いつでも思い出すことが出来そうです。 花ごよみ 六月 2 は、 スカシユリ です。 5~6年前の秋に、2球のスカシユリ球根 を買い、庭の片隅に植え付けました。 翌年6月に、 大輪のダイダイ色の花が咲き出し、アジサイの花だけの6月の庭が明るくなりました。 秋になり球根を掘り起こしますと、2~3球に分球しており、それらの球根は風干しにしておき、初冬に再び植え付けていました。 この園芸作業を毎年繰り返した結果、今は スカシユリの苗木は20本以上 になり、それぞれの 苗木に3~4個の花が咲き、花盛りとなった今は 梅雨空の中 明るい気分にしてくれています。 〈 スカシユリの花は上向きに咲く 〉 〈 鉢植えであちこちに 花の直径17センチ 〉
時の記念日に
8 June 2025 | 1:03 am
ア-カイブ記事 公開 : 2015年6月10日 (6月10日は、「 時の記念日 」 です。10年前の公開記事を、アーカイブします。) 先週の金曜日、英会話クラスの際に、講師のジョンさんから懐中時計の検査を、依頼されました。 この懐中時計は、お祖父さんからジョンさんに贈られた物で、ケースの裏側に彼のフルネ-ムが 刻まれています。 「高級な懐中時計ではない事は、分かっています。 しかし、お祖父さんに贈ってもらった私にとって宝物です。 出来れば動くようにしておきたいのです。」と、検査(修理)を託されました。 家に戻り調べてみますと、ケースは真鍮ベース+ニッケルメッキ・機械は目覚時計に使われるピン レバ-脱進機・文字盤には WESTCLOCK SCOTTY とプリントされていました。 手持ちの本に、WESTCLOCK 社は米国ジョ-ジア州アテネで、1906年に廉価懐中時計の量産を始め、1920年には日産15,000個製造していたと、記録されています。 翌日に機械を調べると、長年手入れされず油切れの状態から、歯車の軸を受ける地板に減りが 見られました。 取りあえず分解掃除をし、元通りに組み立て注油すると動き出しましたが、長く動き 続きませんでした。 また分解し、軸受け穴の減った地板を全て補修して、調整後に組立て注油すると、前より力強く動く ようになり止まらなくなりました。 これから、毎日動かし様子見をしなが時間調整を行い、ベストの 状態でジョンさんに返し、彼の喜ぶ顔を見たいと思っています。 ジョンさんの依頼から、時計記念日 の週に、久しぶりに時計修理の時間を持てました。 この時計修理をしながら、かっては 時計修理という一つの職業 があり、私も技術者として働いて いたのが、クォ-ツ時計の出現 で修理の仕事が無くなり、転職した体験を思い出していました。 技術の進歩が速い今の時代では、今まであった職業が消える のが、想像以上に起きるのではと、 考えたりもしました。 例えば、今求められている英語などの外国語の習得には、高性能の携帯同時通訳機が開発され、母国語以外の言葉を習う無駄な時間が省けるようになると、予見する私です。 (ジョンさんの仕事が、無くなる話ですが…。) 〈 機械の分解 〉 〈 修理後の機械(ム-ブメント) 〉 〈 ジョンさんの懐中時計、直径 5センチ 〉
More News from this Feed
See Full Web Site