内覧会の何をどう見る?
8 December 2011 | 6:36 am

 前回はマンション完成後に行われる入居点検のことを内覧会と称して行われることをお話ししました。今回は具体的に「何をどう見たら良いのか」についてお伝えしましょう。  内覧会当日にお客さまが最初に見るところはどこだと思いますか?キッチンや水回りではありません。最も多いのはなんと、外の景色です!「あっ、富士山が見える」「あれスカイツリーじゃない!?」そのお気持ちはとてもよくわかります。でも、今日だけは部屋の中を見てください。  内覧会には目安の時間が設けられているのが普通です。早速共用廊下に戻って玄関の外から注意深く「検査」をしていきましょう。  何となく眺めていてはいけません。部屋ごとに、部位ごとに基本的なチェック項目を頭に入れながら五感を活用して真剣にやる覚悟をもって望むことが大切です。  部屋の要素として、床、幅木、壁、回縁、天井、窓、ドア、照明器具、スイッチ、コンセント類、造り付け家具、設備機器、などがあります。これらを順番に指差し確認するつもりでチェックしていってください。下から上に、右から左へ、ご自分のやりやすいルールを決めて、見落としを防いでください。スリッパは履かずに足から感じることが大切です。    各部屋ごとに表面を見終わったら、今度は塞がれて見えないところも確認しましょう。洗面化粧台の下や浴室の天井に点検口が設けられているのが普通です。過去の検査で一番問題があった部分でもありますから念入りに見てください。  あらかじめチェックポイント集を準備して、参考にしながら、順番に「見て、触って、動かして、動作音を聴き、場合によっては臭いを嗅ぐ」のです。あなたの感性で「おやっ?」と思ったら何の遠慮もなく係員に告げましょう。係員に言いくるめられない気概が必要です。A型の血液型の方は特にがんばってください。  この日のあなたは何千万円ものお買い物をしていただける、まさに「最上級のお客さま」だということを忘れないでください。  お客さまは神様なのです。  手始めに玄関まわりからです。玄関ドアは地震の時に扉が開くように扉と枠の間に隙間をとってあるものなのです。それをカバーするためのウレタン系のパッキンが周囲にあります。施工精度を高めるのは他より難しいところがあります。懐中電灯で外から照らし内側から観察すると不具合がわかります。  玄関ドアーの鍵のかかり具合、開き具合、ドアチェックのスピードや動作音、センサー確認、表面仕上げの傷や汚れ、結構見るところがあります。  メーターボックスの中も給湯機器や配管の凍結防止カバー、扉の建て付け、表面塗装の仕上がり具合などのチェックポイントがありますから気をつけてください。 工事の時のゴミが奧にないとも限りません。  外壁に飛び出している排気、吸気のカバー取り付け状態を脚立を借りてやってみましょう。防犯上の要の窓の面格子を強く引いてみることもしっかりおこなってください。  玄関まわりにはもっとたくさんのチェックポイントがあるのですが、とりあえずこのくらいにしておきます。はじめにこれだけのことをやる方は少ないです。でもやった方は得をします。  いかがですか?内覧会への気概が高まりましたでしょうか?お役に立てたならうれしいです。  もし、そこまでできるだろうか?と思われたあなた!安心してください。私たちがご一緒に内覧会に同行してすべてのチェックポイントを点検します。後悔先に立たずと申します。  特に初めてのマンション購入でしたらこのサービスを利用する方が得だと思います。業界の常識はあなたにとっては非常識かもしれません。気づきが大切です。  同行時には施工精度の確認のために写真のようなデジタル測定機器等を持参します。お客さまにの不利益になるような妥協はいたしません。  詳しく説明したパンフレットもご用意しています。どうぞこのサービスをご利用ください。  一級建築士事務所「住環境コンサルデザイン事務所」が行うこのサービス、ぜひホームページもご覧ください。     左上の写真は「オートレーザー」という水平と垂直の赤いレーザーラインを照射して床壁柱天井などの水平垂直をチェックする高精度のハイテク機器です。右上は「レーザー測距計」で天井高や部屋の寸法をレーザー光線でミリ単位で計れるスグレモノ、下の写真は水平器で気泡管とデジタルで傾きを調べる道具です。  この他にも傷防止カバー付きの軽量脚立や打診棒、検査用ミラー、強力ライトなどを活用して検査してゆきますからご安心ください。  今回も長くなりました。次回は番外編として、実際にあった「こんなこと、あんなこと」をそっとお伝えします。

内覧会は真剣に!
17 November 2011 | 8:48 am

 今日はマンション購入アドバイスメニューの3回目です。  マンション購入の契約をして、入居予定日が近づくと、売り主から「内覧会実施のお知らせ」があります。いよいよ完成したマンションのお披露目です。あなたにとって心躍る、待ちに待った日ですね。  実は売り主、そしてマンションを造ったゼネコン(建設会社)にとっても大切な日なのです。マンションは売り主であるデベロッパーが施主となりゼネコンに厳しい金額で発注していることが多く、工事金の受領のためには購入者であるあなたが「契約通りできあがっています」と認めることが絶対条件なのです。その捺印をもらう大切な日、それが「内覧会」の正体なのです。  ですから、実施する側の緊張感は並大抵ではありません。言わば結婚相手にプロポーズすると心に決めたあの日のようなもの、はたまた大学受験当日のあの気持ちでいるといっても過言ではないでしょう。あなたが部屋を見るときに何人もの人が一緒に回ります。何回もの検査と補修工事を重ねてこの日を迎え、何も問題がない状態にしてお客さまに見ていただくのが当然ですが、そうでなかったり、甘い検査とおざなりな補修、見落としがあったりするのも事実です。  「補修事項記入用紙」なるものがお客さまに渡され、問題があるところを書いて最後に提出することになっています。できれば、この用紙に書かれないようにしたい工事関係者の気持ちもわからないではありませんが、ここは「鬼になってきっちり見ること」をおすすめします。  なぜでしょう?もうおわかりですね。内覧会当日はどんなことでも言えますが、この日を境に以後の不良箇所の申し出は受け付けられないことがあるからです。内覧会というこの日がとても大切だと言うことをご理解いただけたでしょうか?  「そういうものだったのか」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、そもそも何が○でどれが×かわからないのが普通です。何がわからないかがわからない状態かもしれませんね。このブログをご覧になったあなたはぜひ賢い消費者としての一歩を正しく踏み出してください。  そうは言っても、自信のない方や、転ばぬ先の杖を欲しい方は、設計事務所の専門家が内覧会に同行して100項目以上のチェックポイントをお客さまの立場で検査する「内覧会同行サービス」を依頼されることを強くおすすめします。その理由は、同行依頼されたお客さまからの「お願いして本当に良かった。自分たちでは絶対気がつかなかった」のお言葉に集約されています。料金は4万円です。詳しいパンフレットもご用意しております。ぜひ、ご予約の上ご相談にお越しください。 長くなってしましました、まだまだお話したいことはあるのですがこの続きは次回に回させていただきます。  何をどう見るのか?その極意の一部をご紹介するつもりです。  ご意見ご感想がおありでしたらコメントいただけると幸いです。

マンション購入、判を押す前に!
9 November 2011 | 7:22 am

 前回に続き、今回はマンション購入を決め、いよいよ契約書に捺印する前にお役に立つ「重要事項説明同席アドバイス」をご紹介します。  マンション販売会場である「モデルルーム」では、販売側のペースで話が進んで行き、じっくり研究する余裕が無いことも多いようです。早々に購入を決めるように勧められて、希望住戸を申し込み、資金調達に話が移ってしまいがちです。専門用語も多く、分からないところがどこなのかも分からない状況のまま、「本当に買って良いマンションなのか?」と不安になりませんか?希望住戸が決まり、資金計画にも目途が付くと、いよいよ契約を交わすことになります。販売会社の目の色が変わり真剣勝負の始まりです。  売主から契約の前に受け取る契約書、契約約款、管理組合規約、アフターサービス規準書などは必ず熟読しましょう。細かな文字が並ぶ書類ですが、「そんなこととは知らなかった」と後で後悔しないためにも、内容を理解して納得の上で「売買契約書」に捺印できるようにしてください。万一契約後にキャンセルした場合には、手付け金は1円も返ってこないこともありますのでご注意を!  住戸の契約をする直前に重要事項の説明があります。ポイントを確実に押さえ、不利な条件になっていないかなど、お客様に同席してアドバイスするのが今回ご紹介する「重要事項説明同席アドバイス」です。事前に関連書類のコピーなどをご用意いただいた場合にはあらかじめ内容のチェックを行い、同席します。料金は4万円、一生に何回もない高額商品の購入契約です。一抹の不安があれば、この同席アドバイスサービスをご利用になることをお勧めします。  詳しいパンフレットをご用意しております。ご予約の上、相談ルームにお越しください。  次回は、完成して引き渡しを受ける前に行われる「内覧会」についてご説明します。


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