野草・樹木の名前を聞く会(小平市中央公園雑木林)
29 October 2013 | 9:06 am

中央公園の雑木林での野草・樹木の名前を聞く会に行って来ました。 10時前から降りはじめた雨はやんだりまた降ったりで少し寒かったものの、講師の志賀さんや参加の皆さんと共にしっとりとした秋の林を歩き回りながら、またほんの少し身近な動植物を知ることができました。 この林に多いコナラとそのどんぐり   イヌシデも多い 蜜の多いクヌギは「昆虫酒場」と言われていた。ハチがいた。どんぐりは丸い ヒノキの葉にはYの字がある くっつき虫たち  ノブキ  ヌスビトハギ  ? キツネノマゴ ノブドウ ヒヨドリジョウゴ ノイバラ エノキの葉に同化しているアカボシゴマダラの幼虫 ほかにミズヒキ、ギンミズヒキ、マユミ(弓にする)、カマツカ(鎌の柄にする)、スイカズラ(忍冬)など。 虫はカメムシ、弱弱しいバッタ、木にピタッとはりついた小さな蛾など。 ジョロウグモのメス、オスの大きさのあまりの違いにびっくり。 小さなオスはメスの巣にくっついていて、命がけで交尾した後食べられてしまうらしい・・・ 写真を撮ろうとするも、暗いしコンデジではうまく撮れず。 林の入口付近には、公園で集められた銀杏やコナラのどんぐりがためられてど~んとおいてあるところがありました。   しみじみ秋ですね~。

月夜の幻燈会 『注文の多い料理店』
21 September 2013 | 2:00 pm

小平中央公園の雑木林で行われる幻燈会も9回目。 たまたま、宮沢賢治が亡くなってちょうど80年目の日だったそうです。 注文の多い料理店への扉↓ 何度も読んだり見たりしたお話ですが、 今回の幻燈会がいちばんおもしろかったです。 夜の林がお話にぴったりでした。 2人の紳士はしょうもない。 お調子者で信じられないほど楽天的。 食べられちゃっても仕方ないと思うけれど、 なぜか助けられ、しょうもないのに憎めないとこもある。 意外にあるあると思えてしまうのでした。 おわりのあいさつでオガワさんが紹介されていた『虔十公園林』は、林について考えさせられるお話ですね。 今夜はすごい数の人が集まっていました。 なんと、これからしばらくの間、毎週雑木林で何かが起こるそうです。 http://dongurinokai.net/?p=3729 やっぱり雑木林はカルチャープレイスです。

マヤラン
21 September 2013 | 1:07 pm

玉川上水で、台風に吹き飛ばされた青いどんぐりにカメラを向けていたら、 かわいい犬と散歩しているおばさんに「写真撮ってるの?」と声をかけられました。 「今絶滅危惧種のランがさいているわよ、その辺に。行ってみる?」 一緒に歩いていくと、ちょっと先に咲いてました! 「マヤランていって、兵庫県のマヤで発見されたそうよ。」 そう言っておばさんは3か所ほどでマヤランを見つけてくれて、 「じゃあね~!」と犬と共に去って行きました。 たしか以前も同じようなことがありましたっけ。 春、キンランが咲いていると教えてくれたおじさん。 その時はキンランは見つからず、「盗掘されたに違いない」ということになったのですが。 キンランもマヤランも周りの菌類に依存して生きているため、掘り起こして持ち帰っても栽培は困難。 だから自然に咲いた時に楽しもうね!と思っている人たちがたくさんいて、さりげなくその教えが道行く人に伝えられていく。 ここがほっとするのは、そういう気持ちのつながりもあるからかもしれません。 *なるほどマヤランの共生菌 http://www.kahaku.go.jp/research/researcher/my_research/botany/yukawa/index.html 「マヤランは、ベニタケ科などのキノコなしでは生きていけない」 「ベニタケ科などのキノコは、特定の種類の木なしでは生きていけない」 つまり「マヤランは、特定の種類の木なしでは生きていけない」


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